新規出店は業態ありきでなく人ありき!

少し面白い話を聞けたのでご紹介しよう。

とある居酒屋さんのオーナーさんの話。

新規出店を考えるときには何を重視するだろうか。

・近隣と被らない業態

・初期投資が安い

・駅が近い

・人通りが多い

・税金対策

・その他

たくさん出てくると思う。今回ご紹介する話は、比較的出店条件としては出てこない、出しづらいものなのではないかと思う。

オーナーさんとよく飲食店話をするが、どんな話をしても毎回必ず同じ結論に行き当たる。

それは「人」。

このオーナーさんは、やりたい業態があって出店に向けて動くのではなく、成長した社員さんに活躍してもらいたい、それならどんな店が合うだろうか?というところから出店計画が始まる。

新入社員が育ち、会社の戦力となるだろうと判断した瞬間、その社員さんが活きる業態開発に取り組む会社は今まで聞いたことない。

新しくオープンしたお店も確かにそのオーナーさんの理にかなった店になっている。働いてるメンバーも活き活きしている。

都心の店舗展開は別として、成功の秘訣はいかにお客様に近さを感じてもらえるかだと思うし、近さ、親近感を出せるのはおそらく人間だけ。本マグロにも黒毛和牛にも出せないと思う、値段では出せるかもしれないが。

より個人の時代になっていくからこその活きる手法だと思うし生きる手法だと思う。

昔祖父が言ってたことを思い出した。

「うちは隣のうちのようにタイはめったに食べれない、でもサンマはお腹一杯食べられるんだよ。」

やはり過去に聞いた言葉はしっかりとどこかに刻まれていてそのシチュエーションを迎えた時にフィードバックしてくる。

器を小さくすることで中身を多く見せる手法はいささか貧乏くさく聞こえるが、ビジネスはいくら手元にキャッシュが(財産)が残ったかが大事でしょ!?