飲食店向けのGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)対策、MEO対策、ローカルSEO対策について、レベル別にまとめています。ぜひ貴社GMBからの集客アップのためにご参照ください。
1.飲食店のGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)(ローカルSEO)を最適化する7つの運用方法
1.飲食店のGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)(ローカルSEO)の使い方〜上位表示のための9つのテクニック〜
2.Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)(ローカルSEO)の略称とは?短いプロフィール名(ショートネーム)とURLを獲得してシェアしやすくしよう!
3.Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)(ローカルSEO)インサイトの見方〜どの数字を上げればいいか?〜
4.【Googleマップ(ローカルSEO)の使い方2019年版】Googleマップで露出アップをさせるには?
Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)集客上級編
1.飲食店のローカルSEO(MEO)!順位はこうして決まる!【2019年版】
2.【Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)(ローカルSEO)の新機能】9つの意外と知られてない機能
3.【飲食店Googleマップ(ローカルSEO)上位表示2019年版】マップ経由の閲覧数を増やす方法とは?
飲食店のローカルSEO(MEO)!順位はこうして決まる!【2019年版】
まずはじめに、ローカルSEOという言葉が聞き慣れないのではないかと思います。決して難しいことはありません。SEO対策、MEO対策なら聞いたことがあるでしょう。
MEOとはMap Engine Optimizationの略称で、Google MAP向けの地図エンジンで最適化を図ること。
地図エンジン最適化を図ることを一般的にローカルSEOといいます。日本ではMEO対策で名が通ってますが同じことです。
実際に検索してみた時にこの順位はどうやって決まるのだろうか?と考えたことはありませんか?Googleがオフィシャルで公表している要素は以下のことだけです。
関連性
関連性とは、検索語句とローカル リスティングが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、リスティングと検索語句との関連性を高めることができます。
距離
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
知名度
知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、検索結果にはこうした情報が加味されます。たとえば、多くの人に知られている著名な美術館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。
Google では、掲載順位を上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています。
引用元:Google
ですが細かくローカルSEO(MEO)調べていくと、しっかりとGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)を運用していくとより明確に何をすればいいかが見えてきます。しかしながらそれも絶対的なものではありません。
これから紹介するデータもあくまで統計です。実際の統計データを元に、飲食店のローカルSEO(MEO)対策とはどんなことをしていけばいいのかを項目別に説明していきます。飲食店のみなさんの日々のローカルSEO(MEO)対策になればと思います。
それでは参りましょう!
飲食店のローカルSEO(MEO)!順位はこうして決まる!【2019年版】です。
順位を構成する要素は以下の8つのシェアが高い!
Mozの調査によれば2018年、ローカルSEOにおける順位構成要素の重要度が高いのは以下の8つであると発表されました。構成比の高い順に書きます。
距離、カテゴリ、ビジネス名のキーワードなど
2.リンク(16.53%)
被リンクの文字、ドメイン評価、リンクがどれだけWEB上に貼られているかなど
3.口コミ(15.44%)
レビュー量、レビューされる頻度、レビューの多様性など
4.ホームページ(13.82%)
NAPの統一性、タイトルホームページ内のキーワード、ドメインの権限など
5.引用(10.82%)
NAPの一貫性、引用量など
6.ユーザーの行動(9.56%)
リンクのクリック、電話のクリック、その場所へのチェックインなど
7.パーソナライゼーション(5.88%)
個々の検索履歴からGoogleが表示する検索結果によるもの
8.ソーシャル(2.82%)
Instagramのエンゲージメント、Facebookのエンゲージメント、Twitterのエンゲージメントなど
実際に弊社もクライアント様のアカウントを運用してきて、その中で得られた感覚や結果は上記のものと非常に近いことがわかりました。飲食店のローカルSEO(MEO)対策をしていく上で上記8つのGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)リスティング順位に影響力のある項目と加えて弊社が重要視しているものをひとつ加えて、各順位構成要素について、飲食店が日々どんなことをしていけばいいか解説していきます。
Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)ページ
表示順位を決める、もっとも常用視される要素はもちろんGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)ページそのものです。
1.検索場所(検索された地域名)からの距離
2.検索されたカテゴリ(飲食店なら業態等)とあなたのビジネスの関連性
3.検索されたキーワードとあなたのビジネス名との関連性
4.その他
Googleは検索したユーザーに有益な情報を提供することを大事にしています。その中で検索された場所からの対象の距離というのが高い割合で重要視されます。
また焼肉屋を検索してカフェが出るようなことはほとんどありません。これではユーザーにGoogleは嫌われてしまいますね。
さらにあなたのビジネス名と検索されたキーワードがどれだけ関連性があるかもみられます。
被リンク
次にあなたのホームページ、もしくは店舗情報が掲載されているページの質と量が考慮されます。ページの質とは、そのページが完成してどのぐらい経過しているかやPVの多いページのことを言います。ページの量とは、シンプルにあなたのお店の情報(ホームページリンク)がWEB上にどのぐらい多くあるかということです。
飲食店で言えば、
1.自社ホームページ
2.あなたが掲載しているグルメメディア
3.あなたのお店について書かれたニュース記事
4.ユーザーが書いたブログ
これらのページについてそれぞれドメインヒストリー(そのページ立ち上がってどれぐらい経過しているか)が考慮されます。2~4は更に数量を求められます。無料掲載できるメディアにはすべて登録すること、たくさんのメディアに取り上げられることでGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)ページの評価が上がると言ってもいいでしょう。
口コミ
口コミも以前と違い、高い割合で表示順位に影響する要素となりました。
1.口コミの量
2.口コミの頻度
3.Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)以外の口コミサイトの掲載
4.その他
口コミの量に関しては弊社の日々の運用結果から推測すると、単純な口コミ量というより、低評価の口コミの割合が考慮されているような気がします。
当然口コミの頻度も考慮されます。常に口コミをされるページは人気のお店、話題のお店という判断ができますからGoogleも喜んで表示したいはずです。
また、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)以外のサイトでの口コミ、例えば食べログやFacebookページの口コミがGoogle マイビジネスページに表示されているのを見たことがあるでしょう。より広い範囲の口コミを総合的に判断していると言えます。
ホームページ情報
あなたがお持ちのホームページが評価されます。ホームページ記載内容がGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)ページに記載されている内容と関連性が究極に高くなければなりません。またホームページそのものがGoogleから高く評価されなければなりません。簡単に行ってしまえば、無料ホームページで運用されているお店は残念ながら厳しいと思います。必ず自社ドメイン(店舗名.com等)で運用しましょう。
1.NAPの存在~Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)記載の、N(名前)、A(住所)、P(電話番号)の記載の仕方が一致しているか
2.ホームページタイトルなどに店名(ビジネス名)が盛り込まれているか
3.ホームページのドメイン(店舗名.com等)は検索エンジンに評価されているか
4.その他
3に関しては判断が非常に難しいですが、先にも書いたとおり、自社ドメインで決して無料ホームページサイトは使わないことですね。自社ドメイン、自社サーバーが理想的です。
引用
引用とは、例えばあなたのお店のページを他のページで紹介する際に、あなたのホームページ記載の文章や事例を引くことです。
このように囲われて引用元が記載されていることが多いです。
引用元:○○
あなたのお店に関する情報が、、、
1.引用されている内容とあなたのビジネスの一致(NAP等)
2.引用された数はどれぐらいあるか?
3.引用量はどれぐらいあるか?
が考慮されます。
ユーザーの行動
この項目は実際にユーザーが起こした行動が加味されます。
1.Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)ページ内のリンク(HPや予約リンク、商品購入リンク等)が踏まれた数(率)
2.スマホで電話をかけらた数(率)
3.実際にユーザーがそのビジネスの場所にいた実績
4.その他ユーザーの行動
あなたが創り上げたGMBページ内のあらゆるリンクを踏まれれるということは、ユーザーはかなり高い関心を持っていると言えるでしょう。またはGoogleがユーザーの利益になる情報を提供できているとも言えます。まだリンクを貼っていない場合はすぐに貼りましょう。
パーソナライゼーション
Googleの検索結果はユーザー毎にある程度カスタムされています。今この記事を読んでいるあなたの近くに家族や友人、知人や仕事仲間がいれば、ぜひ同じキーワードを検索してみてください。検索結果の一番上、Google のおすすめ3店舗(ローカルパックといいます)は違う結果になっているかもしれません。
同様にその後に表示される検索結果のページ順も違い結果になっているかもしれません。
Googleはあなたの日々の検索から、あなたに最適な検索結果を提供するために履歴や傾向を参照しています。
結果としてみなが同じ検索結果にはならないのです。つまり、日々の検索キーワード等を加味した検索結果は、そのユーザーに最適なものであると言えるかもしれません。
SNSでのユーザーアクション
各SNSの、シェア頻度、いいね、等のユーザーアクション頻度が加味されます。
TwitterやFacebook、Instagramを日々更新していくことはもちろん大事なことですが、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)(ローカルSEO)に有利になるSNS運用は、いかにユーザーにアクションを起こしてもらうかにあります。
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活発なフォロワーや話題性のある投稿をGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)は見ているというこうとですね。
ページのアクティブ度
最後にMOZがリサーチした結果に加えて、弊社が必ずクライアント様に伝えていることを書いておきます。
1.日々の投稿
毎日更新でGoogleにアクティブ度をアピール
2.写真、動画のアップ枚数、本数、頻度エリア1位
エリア、カテゴリどのくくりでもあなたのお店の更新度を1位すること
3.口コミに都度返信
口コミの返信はユーザーにもGoogle にも好印象
4.Googleのからの情報変更確認
稀に誤った情報をgoogleが提案してくることがあるので日々ページ情報を確認
要するに毎日Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)にログインしている状態が好ましいですね。であれば3や4を見逃すことはありません。1や2はシンプルにお店の努力です。
最後に
毎年の新機能追加、アルゴリズム変更等、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)は常にアップデートを繰り返しています。本記事は2018年のGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)の表示順位決定要素についてでしたが、来年はまた加味される重要度のシェアは変わっていることと思います。飲食店も常に変化に備えなければなりません。引き続き、GMB(MEO)に関するデータは収集していきます。
飲食店コンサルティングリライトさんの記事も参考になりますよ!
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